シナリオ概要
『チャイルド・リプレイ』
著者：真田まこと/皐月野鷽
収録先：『クトゥルフ神話TRPG 公式BOOTH』
舞台：現代日本
版：7
プレイ人数：3～4名
プレイ時間：3～4時間
キーパー難度：2(やや簡単)
備考：七伏市奇譚
シナリオの導入：
探索者たちは小学校時代の友人である。ある夏、お盆休みを利用して小学校の同窓会を楽しんでいる探索者たちの元に、旧友である町田友昭が話しかけてくる。彼は中学校に上がる際に東京に引っ越してしまったため、久しぶりの再会だ。
想い出話に花を咲かせる一同だが、町田がこのあと最近奇妙なうわさが立っている『黄昏の人形館』に行ってみないか？と提案を持ちかけてくる。
探索者たちは町田の童心に返ったような熱意に押され、黄昏の人形館を見に行くことになるのだが、そこで思いもよらぬ事態に巻き込まれてしまう。
カテゴリー：
現代日本/真田まこと/皐月野鷽/七伏市奇譚
シナリオレビュー
| 総合点 | ★★★☆☆(3.3) |
|---|---|
| ゲーム性 | ★★★☆☆(2.6) |
| テーマ性 | ★★★★☆(4.0) |
| 独自性 | ★★★☆☆(3.4) |
▼5件のレビュー
総合点：3.3
ゲーム性：3 テーマ性：4 独自性：3
導入のロールプレイが綺麗にギミックに組み込まれており、探索者の個性やロールを自然に活かすことができる。その一方、尺に対して要素が詰め込まれ過ぎている感があり、ややまとまりに欠ける。
総合点：3.3
ゲーム性：3 テーマ性：5 独自性：2
子供に回帰する探索者と、大人に憧れる少女が交流する、ロールプレイ重視のシナリオ。テーマが明確で、シナリオの雰囲気が非常に良い。探索要素はコミカルでかつ遊びやすいものになっている。しかし、ロールプレイに重きを置かず、雰囲気に乗れない人にとっては、単純なクローズドシナリオに感じてしまうだろう。
総合点：2.7
ゲーム性：2 テーマ性：2 独自性：4
クトゥルフ神話TRPGでフリーホラーゲームをやっているような感覚になりました。NPCとの掛け合いや、探索者の身に起こる変化から生まれるロールプレイが魅力的だと思います。
総合点：3.0
ゲーム性：2 テーマ性：4 独自性：3
一昔前に流行ったシナリオの傾向に似ている。探索者の動機付けを考えよう。探索者が自由に動きすぎるとキーパーの処理が煩雑になるため、一緒に動いてほしいとお願いするのもアリ。
総合点：4.3
ゲーム性：3 テーマ性：5 独自性：5
探索者にやって欲しいことを、神話的背景とともにゲームに落とし込んでいて素晴らしい。RPを楽しむポイントが充実しているので、プレイ時間に余裕を持って楽しもう。