シナリオ概要

『銀座うずまき』
著者:内山靖二郎
収録先:『クトゥルフと帝国』
舞台:大正日本
版:6
プレイ人数:2~4名
プレイ時間:4~6時間
キーパー難度:3(標準)
備考:非線形
シナリオの導入:
1927年(昭和2年)11月7日。
この年の3月には東京渡辺銀行が破綻し、昭和金融恐慌が始まった。
関東大震災から4年が経過し、その爪痕はまだあちこちに残されているが、それでも銀座は急速に復興、発展を告げていた。
そして、その銀座で生まれた新しい風俗ーそれが有名なカフェーである。
そんな銀座のカフェーの一軒である『ドラゴン』という店で楽しいひとときを過ごしている探索者たちが、赤いうずまきの絵画を発見するところからシナリオの幕が上がる。
カテゴリー:
大正日本/内山靖二郎/クトゥルフと帝国/非線形シナリオ
シナリオレビュー
総合点 | ★★★★★(4.5) |
---|---|
ゲーム性 | ★★★★☆(4.4) |
テーマ性 | ★★★★★(4.8) |
独自性 | ★★★★☆(4.2) |
▼件のレビュー

総合点:5.0
ゲーム性:5 テーマ性:5 独自性:5
銀座のカフェーと移り変わる時代を表しているシナリオ。NPCを主軸としたシナリオ構成は他に類を見ない。クライマックスではヤスジロー節が超光り、すべてを破壊してくれる。うーん、満点!

総合点:4.3
ゲーム性:4 テーマ性:5 独自性:4
エロ・グロ・ナンセンスを体現したシナリオ。退廃的でクセのあるNPCが魅力的。

総合点:4.7
ゲーム性:5 テーマ性:5 独自性:4
浅草十二階同様、大正らしい探索が楽しめるシナリオ。ガジェットが魅力的。

総合点:3.7
ゲーム性:3 テーマ性:4 独自性:4
浅草十二階の次のシナリオとして、ショートキャンペーンとして遊ぶとよい。また、このシナリオは特に昭和初期の風俗が大事なので、その時代の媒体を確認して雰囲気をつかんでおこう。

総合点:4.7
ゲーム性:5 テーマ性:5 独自性:4
大正ならではの魅力的なロケーションとNPCからなる、抜群のテーマ性を持つ傑作。探索内容も動き甲斐があり、完成度が非常に高い。『浅草十二階』と関連があるため続けて遊ぶのがおすすめ。