『黒い婚礼の夜』シナリオレビュー

シナリオ概要

『黒い婚礼の夜』

著者:坂東真紅郎
収録先:『クトゥルフ・フラグメント』

舞台:幕末日本(1958年) 長州藩萩
版:6
プレイ人数:3~5名
プレイ時間:3~5時間
キーパー難度:2(やや簡単)
備考:幕末異聞

シナリオの導入:
探索者たちは吉田松陰よしだしょういんが教える松下村塾の門下生である。ただし、松下村塾では女性の入塾は正式に許可していないので、女性探索者は近隣に住む吉田松陰の末妹である久坂文くさかふみの知り合いとすると良いだろう。
安政5年(1858年)8月。まだ残暑厳しい萩の町は、不穏な空気に包まれていた。一週間ほど前から、尾島の沖合に異国船が停泊しているのだ。萩の町からは良く見えないが、町民たちはあ物見高く異国船を見物したがった。
そんなある日の夕暮れ時、買い物帰りの久坂文が水路から現れた怪人に襲われる事件が発生する。
探索者たちは松陰からの依頼を受け、狙われた(もしくは誘拐された)文を助けるため、事件に関わっていくこととなる。

カテゴリー:
幕末日本/坂東真紅郎/

シナリオレビュー

総合点★★★★☆(3.7)
ゲーム性★★★★☆(3.5)
テーマ性★★★★★(4.5)
独自性★★★☆☆(3.0)

▼2件のレビュー

えがけん
えがけん

総合点:4.0
ゲーム性:4 テーマ性:5 独自性:3
シンプルな構成だが、幕末もののサンプルシナリオとしては秀逸なバランス。クトゥルフ神話と幕末の世界観が見事に融和している。

ギュウコッツ
ギュウコッツ

総合点:3.3
ゲーム性:3 テーマ性:4 独自性:3
人によっては苦手な要素があるため、トーンを確認すること。
Role&Roll34、130、135に幕末異聞用シナリオが掲載されているので、調整してキャンペーンにしてみるのもいいかもしれない。

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