『孤独な愛の子供たち』シナリオレビュー

シナリオ概要

『孤独な愛の子供たち』(Love’s Lonely Children)

著者:リチャード・ワッツ
収録先:『星辰正しき刻』

舞台:現代アメリカ
版:6
プレイ人数:2~4名
プレイ時間:3~4時間
キーパー難度:1(簡単)
備考:センシティブな要素を含む(性的描写、虐待、薬物依存)

シナリオの導入:
このシナリオはある若い売春婦の身の毛のよだつ死で幕を開ける。
探索者たちは彼女の死の真相を追い、大都会のナイトライフへと足を踏み込むこととなる。
好奇心旺盛で正義感を持ち合わせた探索者にとって、この冒険はもって来いというわけだ。

カテゴリー:
現代アメリカ/リチャード・ワッツ/星辰正しき刻/

シナリオレビュー

総合点★★★★☆(4.0)
ゲーム性★★★★☆(3.8)
テーマ性★★★★★(4.8)
独自性★★★☆☆(3.4)

▼5件のレビュー

えがけん
えがけん

総合点:4.0
ゲーム性:4 テーマ性:5 独自性:3
探索者の動機が希薄な点を除けば、1本道シナリオとしては抜群の完成度を誇る。テーマも非常に良く、タイトルとマッチしている。

あやさん。
あやさん。

総合点:4.3
ゲーム性:4 テーマ性:5 独自性:4
ドラッグ・セックス・ロックンロールな治安の悪いシナリオ。探索で訪れるスポットやNPCのモラルが低く、アングラな雰囲気を堪能できる。

築港
築港

総合点:5.0
ゲーム性:5 テーマ性:5 独自性:5
現代アメリカをテーマとして深堀したシナリオ。R描写があるが遊んでいて楽しく、面白い。

ギュウコッツ
ギュウコッツ

総合点:2.7
ゲーム性:2 テーマ性:4 独自性:2
線形シナリオのため、キーパーするのは難しくない。一方で探索者に強い動機が必要であったり、「不快な歴史的テーマ」を扱うことになるので、プレイヤーと事前に話し合おう。

エイリアス・K
エイリアス・K

総合点:4.0
ゲーム性:4 テーマ性:5 独自性:3
現代アメリカの抱えるアングラな問題を見事に表現しており、シナリオの構成はシンプルながら、テーマ性が他の要素を牽引している。各NPCがしっかりと色を持っており、薄っぺらさが無い。

収録書籍はこちら

楽天ブックス
¥4,180 (2025/04/26 04:44時点 | 楽天市場調べ)

シナリオ一覧へ戻る

タイトルとURLをコピーしました